ラフアウト・レザー
ラフアウトレザー アビリーン・レザーの特徴とお手入れ方法
ラフアウトレザーであるアビリーン・レザーは、オイルを含ませずに作られたドライ・タン・レザーで、オイルを使わなくても柔らかさを保つことができる特性があります。従って、通常の手入れでオイルを使用する必要はありません。
起毛面の手入れ
- ラバーバー(消しゴムタイプ)で汚れを除去:
- 「ラフアウト/ヌバック クリーナーキット」に付属のラバーバーを使用し、表面の汚れをやさしく取り除きます。
- ブラシで起毛:
- 汚れを取った後は、同キットに含まれるブラシでレザー表面をブラッシングし、起毛させます。
防水処理
- レザープロテクターの使用:
- 雨の日や濡れる可能性がある場合は、事前に「レザープロテクター」をスプレーしておくことで撥水効果を高め、汚れの浸透を防ぎます。
日常のケア
- 定期的なブラッシング:
- 普段からこまめにブラッシングをすることで、ホコリを取り除き、汚れやカビの予防に役立ちます。
- 特に効果的なのは、長めのホースヘア製のレッドウィング「ブラシ」です。これを使うことで、表面のホコリをしっかりとかき出せます。
アビリーン・レザーを長持ちさせるためには、このようなお手入れを心がけてください。
<レザー名称>アビリーン
レザーを裏返して、起毛面を表に使うラフアウト・レザーは、繊維密度の高い表面(銀面)が靴の内側にあって傷つきにくいため、止水性が意外と高くアウトドア用のブーツによく使われます。しかし、表側の起毛面は水を吸いやすく汚れが浸み込みやすいレザーでもあります。撥水スプレーとブラッシングを程よく行うことがメンテナンスのポイントです。
シューケアの手順
「ラフアウト/ヌバッククリーナーキット」に付属している真鍮&ナイロンの毛ブラシで全体をブラッシングし、ホコリや汚れをかき出してください。
ブラシをかける際は、毛並みを起こすようなイメージでブラッシングすると、毛の中に溜まったホコリや汚れをかき出すことができます。
汚れが気になる部分は、「ラフアウト/ヌバッククリーナーキット」に付属しているクリーナーバーを消しゴムのように擦って落としてください。クリーナーバーを使い終わったら、再度ブラッシングしてカスをきれいに落としてください。
※汚れが酷い場合には「フォームレザークリーナー」で洗ってからお手入れしてください。
最後に、「レザープロテクター」を全体にまんべんなく吹き付け、よく乾かしてください。撥水効果を与えると同時に、汚れをつきにくくする効果もあります。