Levi’s® Vintage Clothingのタイムラインコレクションに、このシーズン新たに登場するのが、1961年のトラッカージャケットを忠実に復刻した「1961 TYPE III 557 TRUCKER JACKET」です。この1961年は、ジョン・F・ケネディ大統領が「人類を月に送り込む」という壮大な目標を発表した年です。地上では、ファーストレディのエレノア・ルーズベルトを議長に据えた「女性の地位に関する大統領諮問委員会」が設立され、公民権運動の一環として、南部へ向かうフリーダムライダース運動も始まりました。この激動の時代に誕生した新しいジャケットは、時代に合わせてスリム化され、両面にビッグ「E」の入ったレッドタブや、ダークコッパーのシャンクボタン、サイドウエストアジャスター、そして現代の象徴となったポインテッドポケットフラップが特徴です。
501の復刻に次ぐリーバイスの象徴的アイテムである「3RD トラッカージャケット」の1961年モデルは、前モデルであるタイプ2から大幅な進化を遂げ、立体裁断による洗練されたシルエットに加え、防縮加工デニムを使用することでサイズ選びの悩みを軽減。これにより、労働者だけでなく、東海岸の若者たちの間でもファッションアイテムとして急速に広まりました。
ビンテージ愛好者も納得のディテールを持つこのジャケットは、未洗いのリジッドデニムを採用しており、着込むほどに自分だけの色落ちやアタリを楽しむことができます。
また、このジャケットに使用されているデニム生地は、カイハラ社が製造。リーバイスビンテージクロージングで使用される生地は、日本を代表するデニムメーカーであるカイハラ社の製品で、かつてコーンミルズ社が手掛けていた粗野なデニムの風合いを、日本の高い技術力で再現しています。
557XXは、毛羽立ちの少ないプレシュリンクデニム（防縮加工デニム）を採用し、ツーホース紙パッチや、尖った形のポケットフラップ、両面にビッグ「E」の入ったレッドタブ、ダークコッパーのシャンクボタン、サイドウエストアジャスターなど、細部に至るまでこだわり抜かれたディテールが施されています。
