リーバイス501
Levi’s 501は、世界で最も有名でアイコニックなデニムジーンズの一つです。1873年にLevi Strauss & Co.によって発売され、最初に作られたジーンズの一つとして知られています。501は、ボタンフライ、リベット付きのポケット、そして特有のアーキュエットステッチなど、独自のディテールで特徴づけられています。これは未洗いのリジッドデニムで知られ、その特有のシルエットと耐久性が評価されています。501は時代を超えて人気があり、そのデザインは多くの他のデニムブランドにも影響を与えています。
リーバイス501の特徴
Levi’s 501はその特有のデザインや特徴により、デニムジーンズのアイコニックな存在となっています。以下は、Levi’s 501の主な特徴です:
- ボタンフライ(Button Fly): 501はボタンフライ(ボタンで留めるフライ)を特徴としています。これはジッパーではなくボタンで閉じるスタイルで、クラシックなデニムのデザインの一部となっています。
- アーキュエットステッチ(Arcuate Stitch): バックポケットには、Levi’sの独自のアーキュエットステッチが施されています。これは二つの弓形のステッチで、Levi’sのジーンズを識別するための独自のディテールです。
- リベット(Rivets): 特にポケットやベルトループなどの負荷のかかる箇所にはリベット(金属製の補強具)が使用されており、耐久性を高めています。
- 501のレッドタブ: バックポケットの右側に小さな赤いタブが縫い付けられており、Levi’sのシグネチャーカラーとなっています。
- 未洗いのリジッドデニム(Shrink-to-Fit): 初期の501は未洗いのリジッドデニムで知られており、洗濯を繰り返すことで自分の体にフィットするようになります。
これらの特徴が、Levi’s 501を他のデニムブランドから区別し、そのアイコニックなステータスを築いています。
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Levi’s®の履いている人は、後ろ姿ですぐに識別できます。これは右バックポケット内側に縫い付けられた小さな赤いタブが特徴的です。このタブは1938年に商標登録され、当初はロデオ競技の際にLevi’s®を遠くから識別するために導入されました。さらに、ポケットにあるステッチはアーキュエットステッチと呼ばれ、Levi’s®が初めてジーンズを発明した時からの特徴となっています。
Levi’s®のデニム商品には「ツーホースパッチ」と呼ばれるパッチがついています。このパッチには、ジーンズが誕生した歴史的瞬間である1873年5月20日の日付が刻まれています。
1890年に誕生した501®から展開されている未洗いのリジッドジーンズ、SHRINK-TO-FIT™(シュリンク トゥ フィット)は、現在は防縮加工が施されていますが、初期のこの生地は洗うと大幅に縮む特性があり、それに対応するためにボタンフライが採用されました。ボタンフライと生デニムの組み合わせは、501®の原点ともいえるものです。Levi’s®は今も、当時の生地やディテールを忠実に再現したリジッドの501®を提供しており、SHRINK-TO-FIT™で身体にフィットするデニムを楽しむことができます。また、シュリンク トゥ フィットではない生地による501®も多種多様に用意されています。