『Lightning』誌は、アメリカ西海岸で生まれた文化や、その影響を受けて東京で生まれ、今や世界的に認知されている「アメカジ」スタイルに焦点を当てています。この本の特集は、多くのアメカジファンが必ず一着は持っているであろう「Gジャン」、つまりデニムジャケットです。
もともとアメリカで労働者向けに作られたワークウェアとして誕生したGジャンは、1950年代に若者の間でファッションとして広まりました。しかし、その当時、デニムのウェアは「不良が着るもの」という見方をされていました。それが時代を経るにつれて一般的なファッションアイテムとして定着し、ジーンズと共にアメリカ人のデイリーウェアとなりました。日本でのアメカジブームが追い風となり、Gジャンは今では世界中で愛される存在となっています。
ヴィンテージGジャンの魅力にも迫り、その市場価値が高騰している現状も紹介しています。また、人気ブランドの新作や定番のGジャンについても掲載し、特に冬の着回し術を様々な角度から解説しています。春や秋にはアウターとして、冬にはインナーとしてGジャンを取り入れる方法や、デニムのセットアップの色合わせなど、実用的なスタイリングの提案が満載です。
さらに、人気ブランド『JELADO(ジェラード)』の2024年春夏コレクションカタログも掲載。Gジャンやジーンズをはじめ、スウェット、革ジャン、ブーツなど、JELADOの新作から定番アイテムまで幅広く紹介しています。新登場の「青タグ」シリーズについては、代表の後藤さんによるインタビューもあり、見逃せません。