ネイビーブレザーは、IVY、アメカジ、アメトラには欠かせない必須アイテムです。
節々に”トレンド”として取り上げられることもありますが、それを超越した大定番アイテムなのです。
ジーンズ、スラックス、短パン、ビジネスシューズ、スニーカー、なんにでも合う万能アイテムですよね。
IVYスタイルは、1950年代から1960年代にかけてアメリカの東海岸の名門大学、特にアイビーリーグの学生たちが支持したスタイルです。I伝統的なアメリカントラッドの要素とヨーロッパの影響を融合させたもので、クラシックで上品な雰囲気を持っています。
ネイビーブレザーは、IVYスタイルの中でも非常に重要なアイテムの1つです。アメリカの大学生や卒業生は、ネイビーブレザーを、スラックスやチノパンツ、時にはニットタイやチャーチソックスと組み合わせて着用することが多いです。これは、クラシックで洗練された外観を作り出すための一般的な組み合わせであり、IVYスタイルの象徴的な要素の1つです。
ネイビーブレザーのおすすめブランド
ブルックスブラザーズ
ネイビーブレザーといえばブルックスブラザーズ。アメトラの王道ブランドとして君臨しております。
画像のブレザーは「トロフィーモヘア/ミラクルクリンプウール 段返り3釦ブレザー Madison」。
ミラクルクリンプウールは芸術品ともいうべき至高の素材で、弾力性に富み、ソフトでハリ・コシがあるのが特徴です。毛羽立ちも少なく、優れた発色性があります。
またモヘアは世界ナンバー1と称されるトロフィーモヘアを使用しました。その年に刈り取られたキッドモヘアの中から厳しい審査によって選ばれた最高品質のモヘアです。
ブルックス ブラザーズを代表するウエストの絞りのないボックス型の段返り3釦センターベントモデル、GF(ゴールデン フリース)入りのゴールドメタルボタンを使用しています。シンプルなシングルのブレザーは、ビジネスシーンにはもちろんカジュアルなドレスダウンにもお薦めです。
また2013年に上映された映画「華麗なるギャツビー」の男性キャストの衣装はブルックスブラザーズでした。
ゴールデンフリースボタン
ブルックスブラザーズのブレザーといえばこのボタンですね。これが欲しいがためにブレザーを買ったものです。一種のステイタスというか、他社の追随を許さないこのゴールデンフリースボタンはいつの時代も、男心をくすぐるのです。
3つボタン段返り
段返り3つボタンのスーツは、フロントに3つのボタンが配置されていますが、最上部のボタンが控えめな位置にあるため、見た目が2つボタンのスーツと変わりません。このスーツはラペルの返しも深く、立体的な印象を与えます。Vゾーンが狭く、ネクタイやシャツが見える部分が少ないため、よりクラシックなスタイルを演出します。
1900年頃にボタンダウンシャツの生みの親であるブルックスブラザーズが開発したといわれています。イタリアのサルトリアが好んで作るようになり、「クラシコイタリア」の定番になりました。
ブルックスブラザーズのブレザー
ラルフローレン
「ネクタイからの出発」
ラルフ・ローレンは、Poloという名前のネクタイラインを立ち上げました。彼はエンパイアステートビルの一室からビジネスを始め、昔ながらのハリウッドの魅力に触発されました。彼のワイドシルエットのネクタイコレクションは、当時のトレンドとは逆行していましたが、最高品質の生地を使用し、手作りでした。
1974年に上映された「華麗なるギャツビー」の衣装はラルフローレンのものでした。
ラルフローレンのブレザー
胸と肩をかっちりと仕立て、総裏地を採用したPoloブレザー。Ralph Laurenのために特別に開発したウール混紡ギャバジンを使用したバージョン。
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完璧なイタリアのクラフツマンシップと現代的なトリムカットを融合した2つボタンの Polo ブレザー。ロールしたラペルと手縫いのナチュラルショルダーが魅力のハーフキャンバス製法のジャケット。
上質なキャンバス芯と柔らかいショルダーを組み合わせた軽い構造で、より自然なシルエットを実現した、手仕事で仕立てたイタリア製のKentジャケット。Ralph Lauren限定の質感のあるリネン素材で仕立て、シグネチャーのメタルボタンで仕上げたブレザー。
Purple Label のたぐいまれな品質とイタリアの卓越したクラフツマンシップで、薄手のフルキャンバスとモダンなシルエットを両立させた Gregory。最初の製造段階で熟練の仕立職人が手で仮縫いし、最高クラスの精度を実現。ラルフ・ローレンが個人的に選んだウールサージファブリックを採用し、手で縫い付けたボタンや手縫いの縁かがりなどの考え抜かれたディテールで仕上げたシグネチャーのブレザー。
Purple Labelの卓越した品質と優れたイタリアのクラフツマンシップにより、薄手のフルキャンバスとモダンなシルエットを両立させたGregory。制作の手始めに熟練の仕立職人が手でパターンをカットし、最高クラスの精度を確実にキープ。マットなウールサージと、手縫いのボタンホールや縁かがりなどの考え抜かれたディテールを融合させて仕上げたシグネチャーのジャケット。
Purple Labelの卓越した品質と優れたイタリアのクラフツマンシップにより、薄手のフルキャンバスとモダンなシルエットを両立させたGregory。制作の手始めに熟練の仕立職人が手でパターンをカットし、最高クラスの精度を確実にキープ。マットなウールサージと、手縫いのボタンホールや縁かがりなどの考え抜かれたディテールを融合させて仕上げたシグネチャーのジャケット。
J.PRESS
J.pressは1902年に、アメリカ合衆国コネチカット州ニューヘイブンで創業した洋服販売店です。
ネイビーブレザーやボタンダウンシャツなど、IVYファッションを代表するブランドでもありました。
特にボタンダウンシャツは特質で、他のブランドとは違った特徴がありました。
J.pressのボタンダウンシャツ
“J.PRESS POCKET”それはJ.PRESSのドレスシャツのトレードマークにもなっている、ボタンフラップ付きの胸ポケットのこと。このアイコニックなポケットは1950年代、コネチカット州ニューヘブンのイエール大学の敷地内にあるJ.PRESSの一号店で誕生しました。当時、同店で学生たちと接していた二代目社長アービン・プレスが「学生はモノを持ち歩くことも多いだろう」という心遣いからデザインを考案。コープ(大学生協)で販売したところ瞬く間に人気となり、他のアイビーリーグ校にまで広まったのです。以来、J.PRESSのシャ ツを象徴するデザインとなり、なかでもボタンダウンカラーと組み合わせたこのモデルは二代目社長への敬意を表して”アー ビン B.D.”と呼んでいます。それを記す為、裾部分に一号店のアドレスをスタンプ印字しています。そのほか、同じ逸話で脱ぎ着の多い学生からの要望でローカーにかけるために考案された背中のヨーク下に付けられたローカーループなど、伝統的なB.Dロールやバックカラーボタンなど、J.PRESSの歴史とアメリカントラディショナルを象徴するプロダクトです。