アメカジファッション渋カジブームの1997年ころ、ヴィンテージ501XXとREDWING8179の組み合わせが爆流行りしましたね。
某男性アイドルとか、某関西系実力No1芸人さんとか、某二人組の女性アイドルユニットとかがこぞって着てました。
おかげで店頭にならぶやいなや、即完売。ヴィンテージジーンズなんかは、原宿のゲンジで501XXが5,000円くらいで売ってたのが、100万円とかになっちゃって・・・。
Red Wing 8179は、Red Wing Shoe Companyが誇る傑作であり、その印象的なデザインと高品質な製造により、多くのユーザーに愛されているワークブーツです。このブーツの歴史、特徴、製造プロセス、およびファッションへの影響について、詳しく探っていきましょう。
RED WING 8179の歴史と起源
藤原ヒロシが8176のビブラムラグソールから白いトラクショントレッドソールへ変更したものを参考に作られたのが8179。ファッション界で絶大な人気を誇っていた藤原氏の影響もあって、大ヒット商品となったのです。
デザインと特徴
1. レザー素材
Red Wing 8179は、特にブラックスタークレザーと呼ばれる高品質なレザーを使用しています。このレザーは独自の風合いと美しさを持ち、履き込むほどに深みが増していく特性があります。耐久性がありながらも柔軟で足にフィットするのが、この素材の特徴です。
2. マジックカーペットソール
8179は、Red Wingの特徴的なソールであるマジックカーペットソールを搭載しています。このソールは優れたクッション性を提供し、長時間の着用でも足への負担を軽減します。また、トラクションも確保されており、悪天候下でも安定した歩行を可能にします。
3. モックトゥ
モックトゥは、ブーツのつま先部分がモカシン風のステッチで仕上げられているデザインを指します。Red Wing 8179もこの特徴を持っており、足元に独自のアクセントを与えています。モックトゥは機能性とスタイリッシュな外観を兼ね備え、Red Wingのワークブーツに特有のデザインの一環として愛されています。
4. クラシックな8インチの高さ
8179は、8インチの高さを持つクラシックなワークブーツのデザインを踏襲しています。足首をしっかりとサポートし、安定感を提供するとともに、ブーツ全体のシルエットに力強さを加えています。この特徴的な高さは、ワークブーツとしての機能性だけでなく、ファッション性においても重要な要素となっています。
製造プロセスと品質へのこだわり
Red Wing 8179は、製造プロセスにおいてもRed Wing Shoe Companyの伝統的なクラフツマンシップを受け継いでいます。手作業による数百もの工程を経て製造され、レザーの厳選と熟練した職人による手仕事が、ブーツの高い品質を保証しています。これにより、使用するほどに風合いが増し、長期間にわたり愛用されることが期待されます。
Red Wing Shoe Companyは、品質へのこだわりを徹底しており、ユーザーに耐久性と快適さの両方を提供することで信頼を勝ち得ています。8179もその例外ではなく、厳格な品質管理とハンドクラフトによって生まれる傑出した製品となっています。
ファッションシーンでの影響と人気
Red Wing 8179は、そのシンプルでありながらも個性的なデザインが、ファッションシーンにおいても注目を集めています。特に、ブラックスタークレザーの質感とモックトゥのデザインは、カジュアルなスタイリングやストリートファッションにおいて独自の存在感を発揮しています。
カジュアルなアウトフィットに取り入れるだけでなく、ワークブーツをドレッシーなスタイルに組み合わせるファッショニスタたちにも支持されています。足元に力強さと個性をプラスすることができるRed Wing 8179は、幅広いスタイルに対応し、様々なファッション愛好者に支持されています。
まとめ
アメカジファッションにおいて、Red Wing 8179は、そのブラックスタークレザーと独自のデザインがもたらす独自性と耐久性により、Red Wing Shoe Companyのブーツコレクションの中でも特に輝く存在です。ワークブーツとしての機能性を保ちながらも、ファッションアイテムとしての要素を兼ね備え、多くの愛用者に支持されています。Red Wing 8179は、ユーザーにとって単なるブーツ以上の存在となり、その魅力は時を経ても衰えることがありません。